太陽エネルギー利用というと、太陽熱利用の温水器といったイメージが強いようですが、光と熱の利用法があります。太陽熱利用と太陽光発電は別のもので、太陽光発電はご自宅の屋根などに太陽電池を設置して発電するものです。発電した電気は、今お使いの電気と同じ様にご家庭の照明器具や家電製品などに使われま す。
太陽の光を受けて効率よく電気を創ります。
創られた電気は家庭で使える様にパワーコンディショナに送られます。
太陽電池モジュールで発電された直流電力を家庭で使える交流電力に変換。
さらにシステム全体の運転を自動で管理します。
家庭の各電気機器が使える様電力を分配します。
発電により余って売った電力や不足して購入した電力をそれぞれの電力量計が計量します。
また、電力会社と契約すればあなたの家が発電所となります。電気をご家庭で自給し、余った電気は電力会社に買い取ってもらう事ができ、買いとってもらった 電気は電力会社の電気としてご近所で使用されます。電力会社に支払っている電気代とほぼ同じ単価で買い取ってもらえます。電気の売り・買いのシステムは自 動的に行われますので、面倒な事はありません。
- 昼間の余剰電力はデイタイムの通常より高い料金で電力会社に売電。
- 朝と夕方はリビングタイムの通常より安い料金で買電。
- 深夜電力(通常料金の約3分の1)でお湯を沸かす。
太陽の光を直接電気に変えるので、地球温暖化現象の原因であるCO2(二酸化炭素),SOX(硫黄酸化物),NOX(窒素酸化物)などの排出ガスの心配もなく、もちろん振動・騒音もありません。
CO2の削減効果は1kWシステム当たり年間で約180kg、原油削減量は1kWシステム当たり年間で243リットルです。(出典:公共・産業用太陽光発電システム(太陽光発電協会))
また、太陽電池等を製造・運用・廃棄する際に要するエネルギーを太陽光発電が年間発生するエネルギーで回収する期間(エネルギーペイバックタイム)は結晶 系太陽電池で2.4年、アモルファスで2.1年程度かかります。太陽電池の耐用年数は一般的に20年以上とされていますので、投入エネルギーを回収したあ とも、更にエネルギーが得られます。
太陽光発電システムを導入することにより、火力発電所で排出されるCO2の削減と、そこで消費される原油量の節約が可能となります。10kWの太陽光発電システムを設置した場合、全国平均では年間約10,000kWhの発電量が期待できます。これを火力発電所の代替と仮定すると、地球温暖化の原因であるCO2の年間発電量を炭素〈C〉量に換算すると年間1.89t-Cの二酸化炭素排出削減となります。原油量は年間約2,430リットルの節約となります。またそのCO2吸収効果を森林面積に換算削減すると、森林1.94ヘクタールに相当します。
(出典:太陽光発電導入ガイドブックNEDO)
(出典:JPEA 太陽光発電協会)